季節のひとこと:運動のいい効果①

涼しくなり、気候が良くなりましたね。

今までは暑くて身体を動かす元気もなかったと思います。

この機会に身体を動かしてみませんか?

今回は、運動することで得られる効果のうち、身体面についてご紹介します。

5つの効果

身体面で健康につながる効果は5つあります。

①肥満の予防になり、血糖値も下がる

運動を数分すると、筋肉に蓄積されたグリコーゲンが消費され、次に血中のブドウ糖が消費されます。

さらに続けると、糖質と共に脂肪が徐々に消費されはじめます。15~20分以上運動を続けると、内蔵周辺の脂肪と皮下脂肪が消費されるようになります。

こうして肥満が予防されるのです。

 また、運動によりインスリン感受性が高まってブドウ糖の利用が促進され、血糖値を下げる効果も期待できます。

②基礎代謝が高まってダイエットできる

運動することで筋肉が増加し、基礎代謝が上がります。その結果、脂肪燃焼効率がよくなり、この点からもダイエットにつながります。

③骨の形成が活性化する

運動をして骨が負荷をかけると、骨のカルシウム量の減少を食い止めることができます。軽い運動でもカルシウムが骨に定着するのです。

④血圧が正常になる

 運動をすると血液循環が良くなるため、一時的に血圧は上昇しますが、軽く息が弾む程度の運動を持続すると、血圧が下がります。

 有酸素運動は、血液にタウリンという、血圧上昇の抑制に関わる物質が活性化するのです。

⑤心肺機能が向上する

運動すると呼吸が速くなり、心臓の働きが活発になります。

日常的に続けると呼吸循環器系の機能が高まります。

有酸素運動は、体内に酸素を取り込みながら行うため、肺の働きも活発になります。

次回は、運動効果の身体面心理面についてご紹介します。