季節のひとこと:乾燥した時期は風邪にご注意
朝晩、冷え込むようになりましたね。おでんのような暖かい料理が恋しくなります。また、空気も乾燥する時期になりました。寝ている時に喉が乾燥していませんか?
これからは、低温で乾燥した環境を好む風邪ウイルス、インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。今回は風邪などに気をつけるためのホームケアをご紹介します。
十分な睡眠
睡眠不足や過労によって抵抗力が低下すると、ウイルスに感染しやすくなります。睡眠は疲れをとり、体力を回復させます。十分睡眠をとることに心がけましょう。
寝る1時間前にゆっくりお風呂に入ると身体の芯が温まります。そして息を長く吐くと、副交感神経が優位になり、眠りやすくなります。
気温と湿度に注意
空気が乾燥すると鼻やのどの粘膜が乾燥して炎症を起こしやすく、ウイルスを防御する力が衰えます。風邪ウイルスは湿度の高い所では地面に落下しますが、40%以下になるとウイルスが漂いやすくなります。
加湿器を使って、湿度を調節しましょう。こまめに水分を取ることも忘れないようにしましょう。喉の乾燥を防ぐことができます。
手洗いやうがい
外から帰ったら、必ず手洗いとうがいをしましょう。手についたウイルスが体内に侵入することを防ぐことができます。うがいは水でもかまいません。
栄養バランスの取れた食事
風邪をひくと、白血球がウイルスを退治するために大量のビタミンを消費します。ビタミンAは免疫力を高め、鼻やのどの粘膜を丈夫にする作用があります。ビタミンAを含む食品は、ニンジンやレバー、卵などがあります。ビタミンAは皮膚のカサカサにも効果あります。
冬はウイルスが好む時期なので、新型コロナにはもちろん、風邪やインフルエンザ、肺炎などにも気をつけましょう。