季節のひとこと:運動のいい効果②

 運動をした後、身体は疲れるけれども、スッキリしたり、ストレス発散になりませんか?

 適度に運動すると、欲求不満やいろいろな葛藤・不快感が解消されるなどの心理的効果があります。

 今回は、運動することで得られる効果のうち、心理面についてご紹介します。

①エンドルフィン効果

 エンドルフィンとは、モルヒネのような陶酔感のことです。

 持久的運動により脳内でエンドルフィンが増加し、心理的な爽快感を得られます。よく知られているのが、「ランナーズハイ」です。エンドルフィンがたくさん出て、爽快感がします。

②カタルシス効果

 カタルシスとは、緊張感や不安などの不快感を発散することです。

 運動をすると、同じ効果を得ることができます。不快感な時に運動をするとそれが一時的に解消されます。

③運動の中枢神経への影響

 運動をすると、緊張や興奮などの情緒が変化します。また、判断力などの思考力に影響します。

終わりに

 運動には、ストレス解消やストレスへの耐性の強化だけでなく、抗不安作用、抗うつ作用があります。

 運動は、心の健康づくりや、ストレスが原因となる疾患の予防や治療、精神科領域の治療にも応用されています。

 レッスンで、ピアノ音楽に合わせて行います。心地良い音楽を聴きながら、ストレス発散しませんか?