季節のひとこと：冬も積極的に飲み物を飲んでいますか？

　冬本番になりました。暖かいものが欲しくなります。

　冬はのどの渇きを感じにくく、寒さで体を動かすことも少なくなり、水分を摂取する機会が減ります。

　今回は冬も水分を十分取るべきことについて説明します。

冬の水分補給の効果

　冬は汗が出ないから、水分は少なめでもいいと思っていませんか？　しかし、排泄量は季節に関係なく同じです。特に冬は排尿の間隔が短く、また、乾燥しているので水分が気化熱として放散します。そのため、水分不足になりがちです。水分が不足すると、便秘の原因にもなります。

　水分補給をすれば風邪の予防にもなります。口に水分をふくむことで、のどや鼻の粘膜を潤してウイルスの侵入を防ぎます。体内に侵入したウイルスを排出するためにも水分が必要です。

　また、冬には心筋梗塞や脳梗塞が多くなります。その予防として、水分補給が重要です。体に水分が少なくなると血液の粘度が上昇し、血管が詰まりやすくなるからです。

水分の取り方

　1日に1～1.5ℓを目安に摂取します。

　冬も夏と同様、こまめに少しずつ摂取します。いつも、手の届くところに飲み物を置いてください。冬は紅茶もいいです。体も温まります。ホットココアやホットチョコレートもおいしいですね！

　体を冷やさないようにするため、温めの飲み物をおすすめします。

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